ネイルサロンの付け替えお知らせをLINEで|時期に届く配信の作り方
先に結論
ネイルサロンのリピートを増やすには、お客さまごとの付け替えの時期の少し前に、LINEで「そろそろの時期です」と次のデザインの相談を届けることです。 付け替えの時期は、お客さまが「次もこのお店にするか」をもう一度選ぶタイミングです。この時期に何も届かないと、近くのお店や、たまたま目に入ったお店に移りやすくなります。
- 会計のとき:「次はいつごろにしますか」と聞き、その人の付け替えの目安を決めてLINEに残す
- 付け替えの1週間前:時期のお知らせと一緒に、次のデザインの候補を届ける
- 浮き・欠けの連絡:写真を送ってもらい、お直しの案内をチャットで返す
デザインの写真を全員に送るより、その人の時期に合わせて届ける方が、予約につながりやすくなります。
ジェルネイルは、いつか付け替えの日が来ます。その日、お客さまは「前と同じお店にするか、別のお店にするか」をもう一度選びます。
仕上がりに満足してくれていても、付け替えの時期に仕事が立て込んでいた、近くに新しいサロンができた、SNSで気になるデザインを見つけた。そんな小さなきっかけで、お客さまは別のお店を予約します。オフだけならどのお店でもできるので、付け替えの時期は、リピートがいちばん揺れるタイミングです。
この記事では、ネイルサロンが付け替えの時期に合わせてLINEを届ける方法を、会計のときの一言から、時期のご案内の文面、デザインの事前相談、浮きや欠けの連絡への返し方まで、順番にまとめます。まつげサロンにもそのまま使える内容です。
ネイルサロンのリピートは、なぜ付け替えの時期で決まるのか?
付け替えの時期は、お客さまが次のお店を選び直す場面だからです。仕上がりに満足していても、その時期にお店から何も届かなければ、目に入った別のお店を予約することがあります。この時期の少し前に声をかけられるかどうかが、リピートの分かれ目です。
ネイルは、施術が終わった日からの流れがはっきりしています。仕上がりを楽しむ期間、少しずつ根元が伸びてくる期間、浮きや欠けが気になり始める期間、そして付け替え。それぞれの時期に合った一言を届けると、お店のことを思い出してもらえる回数が増えます。
- 会計で「次はいつごろにしますか」と聞き、付け替えの目安をLINEに残す
- お礼と、長持ちさせるための一言(家事のときは手袋を、など)
- 付け替えの時期のお知らせと、次のデザインの候補
- ここで予約が入れば、次の流れへ。入っていなければ様子をたずねる一言
- まだ予約がない人に「その後いかがですか」と一度だけ
食器洗いやお掃除のときは、ゴム手袋を使うと長持ちしやすくなります。 気になることがあれば、このトークでいつでもご連絡くださいね。
付け替えの時期に何も届かないと、ほかのお店に移りやすい
お客さまは、付け替えの時期が来ると、スマホで予約できるお店を探し始めます。そのとき、いちばん上にあるのがあなたのお店からのLINEなら、わざわざほかのお店を探す理由がなくなります。逆に何も届いていなければ、比べられる側に回ってしまいます。
しかも、付け替えの時期はお客さまにとって「少し面倒な用事」でもあります。オフの時間がかかる、デザインを考えるのが大変、予約の空きを探すのが手間。お店からのLINEがその面倒を先回りして減らしてくれると、同じお店を続けて選ぶ理由になります。
付け替えの時期は、お客さまごとにどう決めればいいのか?
お店で案内している付け替えの期間を基本にして、会計のときに「次はいつごろにしますか」と聞き、その人の目安を決めます。爪の伸び方や、家事や仕事でどれくらい手を使うかで、付け替えたくなる時期は人によって違うからです。決めた目安は、LINEのタグやノートに残します。
| お客さまのタイプ | 付け替えの目安の決め方 | LINEで届けること |
|---|---|---|
| いつも同じ間隔で通う人 | お店で案内している期間、またはその人のいつもの間隔 | 目安の1週間前に、時期のお知らせと次のデザインの候補 |
| イベントの前に来る人 | 結婚式・旅行・季節の行事など、次の予定の日 | 予定の2〜3週間前に「◯◯に向けたデザイン」の相談 |
| 季節ごとに来る人 | 前回来た季節から、次の季節の変わり目 | 季節の新作と、前回のデザインにふれる一言 |
| 自爪のケアが中心の人 | ケアの間隔として、施術者が伝えた目安 | ケアの時期のお知らせと、家でのケアのひとこと |
会計の30秒の一言で、次の予約の流れが決まる
「次はいつごろにしますか」と聞くと、お客さまは自分の予定を思い浮かべます。「来月の半ばに友だちの結婚式があって」と返ってくれば、それが次のご案内のきっかけになります。予約を迫るのではなく、次の予定を一緒に考える聞き方にすると、断られても気まずくなりません。
イベント前のお客さまは「予定の日」でグループに入れる
結婚式や旅行の前に来るお客さまは、付け替えの期間より、予定の日が大事です。予定の日をノートに書いておき、2〜3週間前に「◯◯に向けたデザイン、そろそろ一緒に考えませんか」と届けると、デザインを考える時間もとれて、当日の仕上がりにも満足してもらいやすくなります。
目安の日は、タグより「日付」でノートに残す
LINE公式アカウントのチャットのタグは、有料のチャットProオプションを使わない場合、1つのチャットに1つしか付けられません(2025年3月のLINEヤフーのお知らせ時点)。タグは「定期」「イベント前」などの大きな分け方に使い、付け替えの目安の日そのものは、ノートに日付で書いておくと、あとで確かめやすくなります。週に1回、今週と来週が目安のお客さまをノートから拾い出し、ご案内を送る日を決めておきましょう。
付け替え時期に届くLINEには、何を書けばいいのか?
入れるのは、「前回のデザインにふれる一言」「そろそろの理由」「次のデザインの候補と予約の方法」の3つです。前回のデザインにふれると、自分あての連絡だと伝わります。次のデザインの候補があると、予約する前から楽しみにしてもらえます。
秋に向けて、深めのボルドーやブラウンの新作を用意しています。 気になるデザインがあれば、このトークで写真を送ってくださいね。 下のメニューの「予約する」から、空いている日時も選べます。
次のデザインを予約の前に決めてもらうと、当日の時間も短くなる
デザイン選びに時間がかかると、施術の時間が延び、後ろの予約にも影響します。ご案内のLINEで「気になるデザインの写真を送ってください」と書いておくと、予約の前にデザインの相談がすみ、当日はすぐに施術に入れます。お客さまにとっても、来店前からデザインを考える時間が楽しみになります。
送る時間は、お客さまが自分の予定を見る時間に
仕事をしている方が多いお店なら、昼休みや仕事帰りの時間。平日の昼間に来る方が多いお店なら、午前中の家事が落ち着いたころ。ネイルの予約が入りやすい時間帯を予約台帳で確かめて、その少し前に届くように送りましょう。
2回目のお客さまには、前回のデザインの感想を聞く
初めて来たお客さまの付け替えは、2回目の来店になるかどうかの大事な時期です。ご案内の中で「前回のデザイン、お仕事中に気になりませんでしたか」と感想を聞くと、長さや色の好みがわかり、次の提案に生かせます。感想を聞かれたお客さまは、自分のことを覚えてもらえていると感じるので、次もこのお店にしようと思いやすくなります。
デザインの写真を送るだけの配信で、リピートは増えるのか?
新作デザインの写真を全員に送るだけでは、予約にはつながりにくいことが多いです。付け替えの時期ではない人にとっては「今は関係ない」お知らせになり、通数も増えます。デザインの写真は、その人の付け替えの時期に合わせて、次の予約の相談として届けると生きてきます。
- 付け替えたばかりの人にも届く
- 友だちが増えるほど通数が増える
- 見て楽しいが、予約のきっかけになりにくい
- ちょうど次のデザインを考える時期に届く
- 前回のデザインにふれて、自分あての連絡になる
- そのまま予約とデザインの相談につながる
SNSで見つけたデザインを持ってくるお客さまへの一言
SNSで見つけたデザインの画像を持ってくるお客さまも多いはずです。そうしたお客さまには、ご案内の中で「次に試したいデザインの画像があれば、先に送ってくださいね」と書いておきます。事前に画像を見ておけば、必要なパーツや時間の見通しが立ち、当日に「このパーツがない」とあわてることも減らせます。
全員向けの新作紹介は月1回にしぼると、通数の損が減る
新作の紹介を楽しみにしているお客さまもいるので、全員向けの配信をやめる必要はありません。月1回、季節の変わり目のまとめとしてしぼると、ブロックされにくく、通数も抑えられます。友だちが300人なら、月4回の一斉配信で1,200通、月1回なら300通です。
ショップカードで「次も同じお店で」の理由をつくる
LINE公式アカウントのショップカードは、ゴールの特典のほかに、途中のポイントでも特典を設定できます。「3回目の付け替えでケアオイルをプレゼント」のように小さな特典を用意しておくと、付け替えの時期にこのお店を選ぶ理由がひとつ増えます。
浮きや欠けの連絡を、リピートにつなげるには?
浮きや欠けの連絡は、お客さまが「このお店にまた行く」と決める大事な場面です。写真を送ってもらい、状態を見てからお直しの日時を案内し、すぐに返せないときは返事の時間だけ先に伝えます。ていねいに対応すると、困ったときに頼れるお店として覚えてもらえます。
返信の型を決めておくと、施術の合間でも返せる
施術中は両手がふさがるので、LINEの返信は施術の合間になります。よくある連絡への返し方を決めておくと、短い時間でも落ち着いて返せます。
- 浮き・欠けの連絡:「ご連絡ありがとうございます。お手数ですが、気になる指の写真を送っていただけますか。状態を見て、お直しの日時をご案内します」
- すぐに返せないとき:「確認して、今日の◯時までにお返事します」
- お直しのあと:「お直しさせていただきました。また気になることがあれば、いつでもこのトークでご連絡ください」
お直しを無料で受ける期間などのルールがあるお店は、そのルールもあわせて伝えます。ルールが決まっていないお店は、この機会に決めておくと、スタッフによって対応が変わるのを防げます。
自動応答で「待たせている不安」を減らす
LINE公式アカウントでは、メッセージが来たときに自動で返す応答メッセージを設定できます。「ただいま施術中です。◯時ごろにお返事します」と返すようにしておけば、お客さまは既読がつかない不安を感じにくくなります。
お直しの対応が、次の付け替えの予約につながる
お直しに来てくれたお客さまには、その場で次の付け替えの目安をもう一度伝えましょう。浮きや欠けが出たあとのお客さまは、「次はもう少し早めに付け替えた方がいいかも」と考えていることがあります。お直しの日を、次の予約を一緒に決める機会として使うと、不満になりかけた出来事が、信頼につながる出来事に変わります。
ネイルサロンのLINEは、どこから始めればいいのか?
まずは、会計のときに付け替えの目安を聞いて残すことと、目安の1週間前に届くご案内の文面を1つ作ることから始めます。自動で届く仕組みは、この2つが決まってからで十分です。手で送ってみて反応を見ながら、少しずつ自動に置きかえていきましょう。
付け替えの時期に来てくれた人の割合を数える
1か月に1回、「先月、付け替えの目安を迎えたお客さま」のうち、目安から2週間以内に予約してくれた人を数えます。たとえば20人のうち14人なら70%です。この数字を毎月同じ数え方でメモしておくと、ご案内の時期や文面を変えたときに、効いたかどうかがわかります。数字は計算の例なので、あなたのお店の予約台帳で数えてみてください。
今日からできる、5つの準備
- □ 会計のときに「次はいつごろにしますか」と聞くことを、スタッフ全員で決めた
- □ 付け替えの目安を残す場所(LINEのタグやノート)を決めた
- □ 付け替えの1週間前に届けるご案内の文面を作った
- □ 浮き・欠けの連絡への返し方の型を作った
- □ 施術中に返せないときの自動応答を設定した
ネイル・まつげサロン向けのLINEの使い方はネイル・まつげサロンの公式LINE活用のページに、決めた日数で自動で届く仕組みはステップ配信の機能ページにまとめています。付け替えの時期に来てくれる人が増えると、1年の来店回数がそのまま売上に積み上がります。今のお客さまの数と来店の間隔で、どれくらいの差になるかも一度試してみてください。
よくある質問
付け替えの時期は、全員同じで送っていいですか?
お店で案内している期間を基本にしながら、お客さまごとに調整するのがおすすめです。爪の伸びる早さや、家事や仕事でどれくらい手を使うかで、付け替えたくなる時期は変わります。会計のときに「次はいつごろにしますか」と聞いて、その人の目安を残しておきましょう。
付け替えのお知らせは、何日前に送ればいいですか?
付け替えの目安の1週間前くらいが、予定を立ててもらいやすい時期です。直前すぎると希望の日時が埋まっていることがあり、早すぎると「まだ大丈夫」と後回しにされやすくなります。お店の予約の入り方を見て調整してください。
新作デザインの写真を、友だち全員に送るのはどうですか?
写真を見るのが好きなお客さまもいますが、付け替えの時期ではない人にとっては、予約につながりにくい配信になります。全員向けの新作の紹介は月1回ほどにして、予約のご案内はその人の付け替えの時期に合わせて届けると、通数も抑えられます。
浮きや欠けの連絡がLINEで来たら、どう返せばいいですか?
まずは写真を送ってもらい、状態を見てからお直しの日時を案内します。お直しの無料期間などのルールがあれば、そのルールに沿って伝えます。すぐに返せないときは「確認して、今日の◯時までにお返事します」と一言だけ先に返すと、お客さまは安心します。
施術中はLINEを返せません。どうすればいいですか?
施術中は両手がふさがるので、返信は施術の合間にまとめて返すと決めておきましょう。LINE公式アカウントの自動応答で「施術中のため、◯時ごろにお返事します」と返すように設定しておくと、お客さまを待たせている不安を減らせます。
まつげサロンでも、同じやり方が使えますか?
使えます。まつげエクステはリペアの時期、まつげパーマはかけ直しの時期が、ネイルの付け替えの時期に当たります。お店で案内している期間をもとに、お客さまごとの目安を残し、その少し前にご案内を届けます。
出典・参考(2026年9月26日時点)
- LINEヤフー for Business「ステップ配信」マニュアル(開始条件・待ち時間・通数の数え方)
- LINEヤフー for Business「ショップカード」マニュアル(特典・有効期限)
- LINEヤフー for Business「LINE公式アカウントの料金プラン」(メッセージの通数の数え方)
- LINEヤフー for Business「チャットProオプション」の提供開始のお知らせ(タグの数の違い)
- LINEヤフー for Business「自動応答が可能に!『応答メッセージ』の機能や導入事例について」
記事の内容は2026年9月26日時点の情報です。最新の仕様・料金は各公式サイトでご確認ください。