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公式LINEのアンケート|来店後の感想や好みを聞く、店舗での使い方と質問の作り方

作成
ミセノテ編集部
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2026年10月6日時点
読了
約9分
アンケートは、3問で、翌日に送る。(コラムのサムネイル)

先に結論

公式LINEのアンケートは、「答えを何に使うか」を先に決め、3問ほどの選べる質問にして、来店の翌日までに送ると答えてもらいやすくなります。

  • 聞き方:メッセージで質問し、チャットで返してもらった答えにタグを付ける方法なら、追加の費用なしで始められる
  • リサーチ機能:LINE公式アカウントの「リサーチ」は2026年12月2日に提供終了の予定。これから新しく仕組みを作るなら、ほかの方法を選ぶ
  • 活かし方:答えで分けて、次の配信や当日の準備に使う

アンケートは、お客さまに「あなたのことを知りたい」と伝える手紙でもあります。聞いた答えは、次の接客や配信で形にして返しましょう。

施術が終わって、お客さまをお見送りしたあと。「今日の仕上がり、本当に気に入ってもらえたかな」と気になることはありませんか。その場では「大丈夫です」と言っていても、家に帰ってから思うことは、なかなか聞けません。

公式LINE(LINE公式アカウント)なら、来店のあとにアンケートを送って、感想や次に試したいことを聞けます。聞いた答えは、次の配信や接客にそのまま活かせます。ただし、LINE公式アカウントの「リサーチ」機能は2026年12月2日に終了する予定です。この記事では、これからお店でアンケートを始めるときの方法の選び方と、答えてもらいやすい質問の作り方、送る時期をまとめます。

お店の公式LINEで、アンケートは何に使えるのか?

お店のアンケートでいちばん役に立つのは、「次の来店」と「次の配信」に使える答えを集めることです。来店後の感想、次に試したいメニュー、通いやすい時間帯、来店前の悩みの聞き取りなど、答えをすぐに使える質問から始めましょう。

アンケートというと、満足度を5段階で聞くものを思い浮かべるかもしれません。でも、小さなお店で役に立つのは、点数よりも「その人に次に何をご案内すればいいか」がわかる答えです。

使い方聞くことの例答えの活かし方
来店後の感想仕上がりや施術の感想、気になったこと次の接客で直す。良かった点はスタッフで共有
好みの聞き取り次に試したいメニュー、好きな味や香りそのメニューの案内を、関心のある人にだけ送る
来店前の確認気になっている場所、なりたいイメージ当日の準備に使い、カウンセリングの時間を短くする
通い方の確認通いやすい曜日や時間帯空きのご案内を、その時間帯の人に送る
公式LINEのアンケートを、お店で使う4つの場面

美容室なら「次はカラー?カット?」の1問で、配信が変わる

美容室で「次回、気になっているメニューはどれですか」と聞いておけば、カラーが気になっている人にはカラーの空きを、トリートメントが気になっている人にはその季節のケアを案内できます。全員に同じお知らせを送るより、自分に関係のある配信だけが届くので、ブロックされにくくもなります。

飲食店なら、季節メニューの人気投票にも使える

カフェや飲食店なら「秋の限定メニュー、どれを食べてみたいですか」と聞く使い方もあります。答えの多かったものを先に出したり、票を入れてくれた人に「発売しました」とお知らせしたりできます。お客さまにとっても、自分の声がお店に届いた実感が残ります。

公式LINEでアンケートをとる方法には、どんな種類があるのか?

主な方法は、LINE公式アカウントの「リサーチ」、メッセージで質問してチャットで答えてもらう方法、有料のCRMオプションの「フォーム」、外部のフォームのリンクを送る方法の4つです。リサーチは終了予定なので、これから始めるなら残りの3つから選びます。

方法良いところ気をつけること
リサーチ(標準の機能)選択式・自由回答の質問を作り、結果をExcelで受け取れる2026年12月2日に提供終了の予定。新しく始めるのには向かない
メッセージ+チャット追加の費用なしで始められる。答えにタグを付けて配信に使える答えを読んでタグを付けるのは手作業になる
CRMオプションの「フォーム」回答に応じてタグを付け、配信の自動化にも使える有料のオプション。認証済アカウントなどの申し込み条件がある
外部のフォーム質問の形を自由に作れ、答えが一覧で集まる答えとLINEの友だちが自動ではつながらない
公式LINEでアンケートをとる4つの方法の違い(2026年10月6日時点)

友だちが数百人までなら、「チャットで返してもらう」で十分

小さなお店なら、まずはメッセージで「当てはまる番号を返信してください」と聞き、チャットで返ってきた答えにタグを付ける方法がおすすめです。LINEヤフーの料金プランの案内では、LINEチャットの送受信は通数にカウントされないとされています。お客さまの答えにお礼を返しても、通数は増えません。付けたタグからはオーディエンスを作れるので、あとで答えごとに分けて送れます。

CRMオプションのフォームは、答えを自動で配信に回したいときに

LINEヤフーのCRMオプションには、回答に応じてタグを付けられる「フォーム」機能があります。スタンダードプランは月額5,000円(税別)で、申し込みには認証済のLINE公式アカウントと、認証済のビジネスマネージャーの接続が必要です。友だちが増えて、手作業でタグを付けるのが大変になってきたら検討しましょう。

「リサーチ」機能は、これから使っても大丈夫なのか?

LINEヤフーの案内では、LINE公式アカウントの「リサーチ」機能は2026年12月2日(水)に提供を終了します。終了に向けて使えなくなる操作もあるため、これから新しくアンケートの仕組みを作るなら、リサーチ以外の方法を選ぶのが安心です。

LINEヤフーマーケティングキャンパスでは、代わりの方法として、LINEリサーチや、CRMオプションの「フォーム」を利用できる場合があると案内されています。すでにリサーチを使っているお店は、終了の前にこれまでの回答結果をダウンロードして保存しておきましょう。

7問1つのリサーチに追加できる質問の数の上限
10個単一回答・複数回答で設定できる選択肢の上限
20件回答がこの数に届かないと、結果をダウンロードできない
12月2日2026年、リサーチ機能の提供終了の予定日
LINE公式アカウントの「リサーチ」機能の主な仕様(LINEヤフーのマニュアルとマーケティングキャンパスより)

回答が20件に届かないと、結果を受け取れなかった

リサーチの結果はExcel形式でダウンロードできますが、マニュアルでは回答が20件以上集まらないとダウンロードできないとされています。友だちが少ないお店では、せっかく答えてもらっても結果を見られない、ということが起こりえました。チャットで答えてもらう方法なら、1人目の答えからすぐに読めます。

リサーチで学べる「質問の型」は、ほかの方法でもそのまま使える

リサーチの質問は「単一回答」「複数回答」「自由回答」の3つの形でした。また、ヘルプセンターでは、取得できるお客さまの属性は性別・年齢・居住地に限られると案内されています。この「選ぶ質問を中心に、書く質問は少しだけ」という型は、チャットやフォームでアンケートをとるときにもそのまま役立ちます。

答えてもらえる質問は、どう作ればいいのか?

質問は、答えの使い道から逆算して作ります。3問ほどにしぼり、番号やタップで選べる質問を中心に、自由に書ける質問は最後に1つだけ。1つの質問で聞くことは1つにし、答えやすい順番に並べましょう。

答えてもらえないアンケートの多くは、質問が多いか、何のために聞いているのかがわからないかのどちらかです。送る前に、次の5つを確かめてください。

  • 使い道:その答えで、次に何を変えるのかが決まっている
  • 数:3問ほど。多くても5問まで
  • 答え方:番号やタップで選べる質問が中心
  • 1問1テーマ:「仕上がりと接客について教えてください」のように2つを一度に聞かない
  • 書く質問は最後に1つ:「ほかに気になったことがあれば」で自由に書いてもらう
来店の翌日に送るアンケートの見本(美容室)
昨日はご来店ありがとうございました。 仕上がりはいかがですか。今後のご案内のために、3つだけ教えてください。 番号で返信していただけるとうれしいです。 ①昨日の仕上がりは? 1 満足 2 少し気になる 3 直したいところがある ②次に気になっているメニューは? 1 カラー 2 トリートメント 3 カットだけ ③ほかに気になったことがあれば、ひとことどうぞ。 例:「1・2・前髪がもう少し短くてもよかった」
チャットで答えてもらう来店後アンケートの見本(質問と選択肢はお店のメニューに合わせて書きかえてください)

使い道のない質問を1つ削るだけで、答える負担が軽くなる

質問を作っていると、「せっかくだから」と聞きたいことが増えていきます。誕生月、家族構成、よく見るSNS。けれど、その答えで次に何を変えるのかが決まっていない質問は、お客さまの時間を使うだけです。作り終えたら、1問ずつ「この答えで何を変える?」と自分に聞いてみてください。答えられない質問は削ります。

体のことや肌の状態など、人に言いにくいことを聞くときは、特に気を配りましょう。「当日の施術の参考にします」のように何に使うかを一言添え、答えたくない人は飛ばしてよい形にしておくと、安心して答えてもらえます。

返し方の例を1行入れると、答えが返ってきやすい

番号で答えてもらうときは、最後に「例:1・2・ひとこと」のように返し方の見本を1行入れておきましょう。どう返せばいいかで迷う時間がなくなり、お客さまも気軽に返信できます。答えの形がそろうので、お店の側もタグを付けやすくなります。

「少し気になる」と答えた人には、その日のうちに個別に返す

①で「2」や「3」と答えた人がいたら、それはお店にとっていちばん大事な答えです。「教えてくださってありがとうございます。よろしければ、気になったところを詳しく教えていただけますか」と、チャットで個別に返しましょう。不満を言える場所があるお客さまは、黙って離れていきにくくなります。

来店後のアンケートは、いつ・どう送ればいいのか?

来店後のアンケートは、来店当日の夜から翌日までに送るのが目安です。体験の記憶が新しいうちのほうが、具体的な感想が返ってきます。全員に一斉に送るより、その日に来たお客さまにだけ送るほうが、通数も抑えられます。

  • 「明日、LINEで3つだけ感想をお聞きしてもいいですか」と口で伝えておく
  • お礼とアンケートを、その日に来たお客さまにだけ送る
  • お礼を返し、答えに合ったタグを付ける
  • 答えを見返して、当日の準備やご案内に活かす
来店後アンケートを送る時期の目安

会計のときに一言伝えると、「急に届いた」と思われない

予告なしにアンケートが届くと、宣伝だと思って読み飛ばされることがあります。会計のときに「明日、LINEで3つだけ感想をお聞きしてもいいですか」と伝えておけば、届いたLINEを「さっきのお店からだ」と開いてもらえます。言い方を決めておけば、どのスタッフでも同じように伝えられます。

一斉配信で送るときは、通数の計算をしてから

アンケートの案内を友だち全員に送ると、通数は「送った回数×送った友だちの数」で数えられます。友だち400人に一度送れば400通です。人気投票のように全員に聞きたいときは、月の配信の回数に含めて考えましょう。来店後のアンケートのようにその日の来店者にだけ聞くなら、送る相手を絞って配信すれば、通数は送った人数分だけで済みます。

集まった答えは、どう次の来店に活かすのか?

答えは、タグを付けてお客さまを分けるところまでがひとまとまりです。タグからオーディエンスを作れば、答えごとに合った配信ができます。そして、答えてくれた人には、次の来店や配信で「聞いたことを覚えている」と伝わる形で返しましょう。

答えを読むチャットで返ってきた番号と、ひとこと
タグを付ける「カラー希望」「仕上がり要確認」など
オーディエンスを作るタグを対象に選ぶ
分けて届ける答えに合ったご案内だけを送る
公式LINEのアンケートの答えを、次の配信につなげる流れ

タグの名前は、配信で使う言葉にそろえる

タグの名前は「①-2」のような番号ではなく、「カラー希望」「トリートメント希望」のように、あとで配信の相手を選ぶときにそのまま使える言葉にします。スタッフ全員が同じ名前で付けられるよう、一覧を作っておきましょう。分け方の考え方は、LINEセグメント配信のやり方の記事にもまとめています。

答えを接客で返すと、「また答えよう」と思ってもらえる

次の来店のとき、「前回、前髪が気になるとおっしゃっていたので、今日は少し短めにしてみますね」と一言添える。それだけで、お客さまは「答えてよかった」と感じます。聞きっぱなしのアンケートは、2回目から答えてもらえなくなります。聞いたら返す、を1回ずつ積み重ねることが、アンケートを長く続けるいちばんの近道です。

予約と一緒に聞けると、手作業がさらに減る

来店前の悩みや好みを、予約のときにまとめて聞けると、答えを書き写す手間も減ります。予約と組み合わせたアンケートの使い方は、アンケート・診断の機能ページで紹介しています。

今日からできる、アンケートの準備チェックリスト

  • □ 答えを何に使うかを1つ決めた
  • □ 質問を3問ほどにしぼり、選べる質問を中心にした
  • □ 返し方の見本を1行入れた
  • □ 会計のときの一言を、スタッフで決めた
  • □ 答えに付けるタグの名前を決めた

あなたのお店の公式LINEで、ほかにどんな機能を使えているか気になったら、3分でわかるLINE活用度チェックで今の状態を確かめられます。

よくある質問

公式LINEの「リサーチ」機能は、まだ使えますか?

LINEヤフーの案内では、LINE公式アカウントの「リサーチ」機能は2026年12月2日(水)に提供を終了します。終了に向けて段階的に使えなくなる操作もあるため、日程は管理画面のお知らせで確かめてください。これから新しくアンケートの仕組みを作るなら、チャットやフォームなど、ほかの方法を選ぶのが安心です。

アンケートは何問くらいにすればいいですか?

来店後のアンケートなら、3問ほどがおすすめです。選択肢をタップするか番号で返すだけの質問を2つ、自由に書ける質問を1つにすると、スマホでも短い時間で答えられます。聞きたいことが多いときは、一度に全部聞かず、次の来店のあとに分けて聞きましょう。

アンケートを送ると、メッセージの通数にカウントされますか?

友だちに向けてアンケートの案内をメッセージ配信すると、通数にカウントされます。通数は「送った回数×送った友だちの数」で数えます。一方、お客さまがチャットで返してきた答えへの返信など、LINEチャットの送受信は通数にカウントされません。

回答してくれたお客さまに、お礼のクーポンを付けてもいいですか?

付けられます。ただ、クーポン目当ての回答ばかりになると、本当の感想が集まりにくくなることもあります。来店後の感想を聞くアンケートなら、まずはお礼のメッセージだけにして、答えを次の接客に活かすことを優先するのも一つの方法です。

年齢や住んでいる地域まで聞いてもいいですか?

答えの使い道がはっきりしていれば聞いてかまいませんが、小さなお店では、年齢より「どんなメニューが気になるか」「通いやすい時間帯」のほうが配信に活かしやすいことが多いです。個人の情報を聞くときは、何に使うかを一言添え、答えなくても困らない形にしましょう。

Googleフォームのような外部のフォームを使ってもいいですか?

使えます。質問の形を自由に作れ、答えが一覧で集まるのが良いところです。ただし、答えとLINEの友だちが自動ではつながらないので、答えをもとにLINEで分けて送りたいときは手間がかかります。答えを配信に活かしたいなら、チャットとタグで聞く方法と比べて選びましょう。

出典・参考(2026年10月6日時点)

  1. LINEヤフーマーケティングキャンパス「リサーチ」(2026年12月2日に提供終了・代替機能の案内・結果のダウンロードの条件)
  2. LINEヤフー for Business「リサーチ」マニュアル(質問は最大7つ・選択肢は最大10個・回答20件未満はダウンロード不可)
  3. LINE公式アカウント ヘルプセンター「リサーチ」(取得できる属性は性別・年齢・居住地・回答者へのクーポン)
  4. LINEヤフー for Business「CRMオプション」(フォーム機能・月額・申し込みの条件)
  5. LINEヤフー for Business「LINE公式アカウントの料金プラン」(通数の数え方・カウントされないメッセージ)
  6. LINEヤフー for Business「オーディエンス」マニュアル(チャットタグからオーディエンスを作る)

記事の内容は2026年10月6日時点の情報です。最新の仕様・料金は各公式サイトでご確認ください。

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