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LINEのブロックを減らすには?店舗がやりがちな5つの配信と直し方

作成
ミセノテ編集部
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2026年9月26日時点
読了
約9分

先に結論

LINEのブロックを減らすには、「多すぎる」「関係ない」「予想外」の3つをなくすことです。 LINEヤフーも、煩わしく感じない頻度(多くて週1回など)で、価値を感じる内容を届けることで、ブロックを未然に防げると案内しています。

お店がやりがちな配信は、次の5つです。

  • ① 月末にまとめて、何通も続けて送る
  • ② 夜遅くや早朝に送る
  • ③ 全員に同じ内容を送る
  • ④ 割引とお知らせばかりを送る
  • ⑤ 最初のあいさつで、何が届くかを約束していない

どれも、配信の前に「誰に・いつ・何を」を1分確かめるだけで防げます。ブロック数は、管理画面の「分析」で確認できます。

まず、あなたのお店の最近の配信を思い出してみてください。次の5つのうち、いくつ当てはまるでしょうか。

  • 月末に「今月まだ送っていない」と気づき、続けて何通か送った
  • 閉店後の夜遅くに、その場で配信ボタンを押した
  • カットだけのお客さまにも、カラーのキャンペーンを送った
  • ここ3か月の配信が、割引とお知らせだけだった
  • あいさつメッセージに、どんなLINEが届くかを書いていない

1つでも当てはまったら、そこがブロックのきっかけになっているかもしれません。この記事では、お店がやりがちな5つの配信と、その直し方を、LINEヤフーの公式の考え方とあわせてまとめます。

お店のLINEは、どんなときにブロックされやすいのか?

ブロックされやすいのは、配信がお客さまの予想とずれたときです。多すぎる、自分に関係ない、思っていたのと違う。この3つが重なるほど、ブロックボタンに指が向きます。LINEヤフーも、頻度と内容の両方に気を配ることで、ブロックを未然に防げると案内しています。

LINEヤフー for Business のコラムでは、ユーザーが煩わしく感じない頻度(多くて週1回など)で配信すること、LINE限定の情報やクーポンなど、ユーザーが価値を感じる内容にすることが、ブロックを防ぐ方法として挙げられています。

やりがちな配信お客さまの受け止め方ずれの種類
①月末に何通も続けて送る急にたくさん届いて驚く多すぎる
②夜遅くや早朝に送る休んでいるときに通知が鳴る予想外
③全員に同じ内容を送る自分には関係ない関係ない
④割引とお知らせばかり送る宣伝しか届かない関係ない
⑤あいさつで何が届くかを約束しない思っていたのと違う予想外
お店がやりがちな5つの配信と、お客さまとのずれ

ブロックされると、次の空き枠のお知らせも届かなくなる

ブロックされると、そのお客さまにはお店からのメッセージが届かなくなります。雨の日の空席のお知らせも、年末の予約の案内も、誕生月のクーポンも届きません。1人のブロックは、その先の何回分もの来店のきっかけを失うことです。だからこそ、ブロックを「仕方ないもの」と見過ごさず、原因を1つずつつぶしていく価値があります。

業種によって、ブロックのきっかけになりやすい場面は違う

同じ5つのずれでも、どこで起こりやすいかは業種で変わります。自分のお店に近いものから確かめてみてください。

  • 美容室・ネイル:来店したばかりの人に「そろそろいかがですか」が届く。カットだけの人にカラーの案内が届く
  • 飲食店:空席のお知らせが週に何度も続く。1人客にも宴会コースの案内が届く
  • 整体・鍼灸:通院をやめた人に、同じ回数券の案内がくり返し届く
  • 教室・レッスン:体験だけの人に、在籍している生徒向けの連絡が届く

どれも、お店の側に悪気はありません。「友だち全員に送る」のが当たり前になっていることが、共通の原因です。

回数とタイミングでは、何をやりがちなのか?

回数でやりがちなのは、月末にまとめて何通も送ること。タイミングでやりがちなのは、夜遅くや早朝に送ることです。どちらも、お店の都合で送る日時を決めたときに起こります。配信日を先に決め、配信予約で届く時間を指定すれば防げます。

やりがち① 月末の「まとめ送り」で、2日続けて届く

「今月の配信がまだだった」と月末に気づき、キャンペーンのお知らせと来月の休みのお知らせを、2日続けて送る。お店にとってはそれぞれ別の用件でも、お客さまから見れば急にLINEが続けて届いたことになります。

直し方は、配信日を月のはじめに決めてしまうことです。「第2・第4火曜」のように決めておけば、月末に慌てることがなくなります。伝えたいことが2つあるなら、1回の配信にまとめましょう。LINE公式アカウントのメッセージは、1回に最大3吹き出しまで送れます。

やりがち② 閉店後の「その場で送信」で、夜中に通知が鳴る

閉店作業のあとに配信文ができあがり、その場で送ってしまう。飲食店や、夜まで営業するサロンでよくある場面です。でも、お客さまのスマホでは、夜遅くに通知が鳴ることになります。

直し方は、配信予約を使うことです。LINE公式アカウントでは、送る日時を先に指定しておけます。下書きは夜に、届くのは翌日の昼に。作る時間と届ける時間を分けるだけで、このずれはなくなります。

配信の中身では、何をやりがちなのか?

中身でやりがちなのは、全員に同じ内容を送ることと、割引やお知らせばかりを送ることです。どちらも、お客さまにとって「自分に向けたLINEではない」と感じさせます。送る相手を絞ることと、読んで役に立つ話を混ぜることで直せます。

やりがちな中身
  • 全員に同じカラーのキャンペーン
  • 平日に来られない人にも平日限定の空き枠
  • 3か月続けて割引の案内だけ
  • メニューと料金を毎回くり返す
直した中身
  • カラーのお客さまにだけキャンペーン
  • 平日によく来る人にだけ平日の空き枠
  • 割引の合間に、お手入れのヒントやスタッフの紹介
  • メニューと料金はリッチメニューに置く
ブロックされやすい中身と、直した中身の例

やりがち③ 全員に同じ内容を送り、「自分には関係ない」が積み重なる

美容室でカラーのキャンペーンを全員に送ると、カットだけのお客さまには関係のない配信になります。飲食店で宴会コースの案内を全員に送れば、1人でランチに来るお客さまには関係ありません。1回なら気にならなくても、関係のない配信が続くと、ブロックのきっかけになります。

直し方は、関係のある人にだけ送ることです。メニューや来店の時期で送る相手を分ける方法は、セグメント配信で紹介しています。友だちが少ないうちは、チャットでお客さまにタグを付けておき、そのタグで送る相手を絞る方法もあります。

やりがち④ 割引とお知らせばかりで、「宣伝しか来ない」と思われる

割引のクーポンは喜ばれますが、毎回それだけだと、お客さまにとってお店のLINEは「広告」に見えてきます。整体院のストレッチのヒント、美容室の髪のお手入れ、飲食店の仕込みの様子など、読んで得をする話を2回に1回は混ぜると、LINEを開く理由が増えます。

たとえば整体院なら、次のような配信です。割引の案内はなくても、お客さまにとっては「読んでよかった」と思える1通になります。施術の効果を約束するような書き方は避け、暮らしのヒントとして届けるのがポイントです。

整体院からの「読んで得をする」配信の例

こんにちは、〇〇整体院です。 朝晩が冷えてきましたね。デスクワークの合間に、両肩をゆっくり後ろに5回まわすだけでも、気分転換になります。 気になるところがあれば、次回のご来院のときにお気軽にお声がけください。

割引ではなく、暮らしのヒントを届ける配信の例

割引の配信を送るときも、「誰に効くか」を先に決めておくと、値引きのしすぎを防げます。しばらく来ていない人には来店のきっかけとしてのクーポン、よく来る人には割引より先行予約の案内、というように、相手によって届ける特典を変えるのもひとつの方法です。

最初の1通では、何を約束し忘れているのか?

約束し忘れやすいのは、「このLINEから、何が、どれくらい届くか」です。友だち追加の直後に届くあいさつメッセージでこれを伝えていないと、その後の配信が「思っていたのと違う」と受け取られます。最初の1通で、届く内容と頻度を約束しておきましょう。

やりがち⑤ 何が届くかを言わずに、いきなり宣伝が始まる

レジ横のPOPで「友だち追加で100円引き」と案内し、あいさつメッセージではクーポンだけを渡す。お客さまは割引のために友だち追加したので、そのあとに届く宣伝は予想外です。クーポンを使い終わったタイミングで、ブロックされやすくなります。

あいさつメッセージに足したい1文の例

このLINEでは、空き枠のお知らせと、季節のお手入れのヒントを月2回ほどお届けします。 ご予約やご相談も、このトークからどうぞ。

あいさつメッセージに「届く内容と頻度」を足す文面の例。回数はお店の実際に合わせる

直し方は、あいさつメッセージに届く内容と頻度を1文足すことです。「月2回ほど届く」と知っていれば、実際に届いたときも驚きません。あいさつメッセージは通数に数えられないので、何人が友だち追加しても費用はかかりません。

あわせて、ブロック解除のときにあいさつメッセージを送るかどうかの設定も確かめておきましょう。LINEヤフーのコラムでは、解除のときに再び送るかどうかは管理画面で設定できるとされています。友だち追加の特典を付けている場合は、解除のたびに同じ特典が届かないようにしておくと安心です。

ブロックが増えたかどうかは、どこで確かめればいいのか?

管理画面の「分析」の友だちの項目で、友だち追加とブロックの数を確かめられます。ブロック数は選んだ期間の中でブロックされた数なので、配信した週としなかった週を比べると、配信の影響が見えてきます。数だけでなく、友だちの数に対する割合でも見ましょう。

10人ある月に
ブロックされた数
400人その月の
友だちの数
2.5%10÷400で出す
その月の割合
ブロックの割合の計算例。自分のお店の数字を入れて、月ごとに比べる

配信した日の翌日に、ブロック数を1行メモする

分析の画面を毎日見る必要はありません。配信した日の翌日に、ブロック数を1行メモするだけで十分です。「10月8日 カラーキャンペーン(全員) ブロック3」「10月22日 空き枠(平日によく来る人) ブロック0」。これを3か月続けると、あなたのお店でブロックが増えやすい配信の傾向が見えてきます。

ブロック数と一緒に、開封とクリックも見ておく

ブロックまではいかなくても、読まれなくなっている配信もあります。分析のメッセージ配信の項目では、配信ごとの開封やクリックを確認できます。ブロック数は増えていないのに、開封がだんだん減っているなら、お客さまが通知を切っているのかもしれません。回数や中身を見直すサインとして、ブロック数と並べてメモしておきましょう。

友だち追加の経路ごとに見ると、どこから来た人が離れているかがわかる

LINEヤフーのマニュアルによると、分析の友だちの項目では、友だち追加とブロックの経路も確認できます。たとえば、店頭のPOPから追加した人と、Webサイトから追加した人で、ブロックのされ方が違うかもしれません。経路ごとの違いがわかれば、あいさつメッセージや特典の見直しにもつなげられます。

ブロックされにくい配信に変えるには、何から始めればいいのか?

まずは、次の配信の前に「誰に・いつ・何を」を1分で確かめることから始めます。そのうえで、あいさつメッセージに届く内容と頻度を書き足し、配信日を月のはじめに決める。この3つは、今日からお金をかけずにできる直し方です。

配信ボタンを押す前の1分チェック

  • 誰に:この内容は、全員に関係があるか。一部の人にだけ送った方がよくないか
  • いつ:届く時間は、お客さまが休んでいる時間ではないか。配信予約で昼に届けられないか
  • 何を:割引やお知らせが続いていないか。読んで得をする話を混ぜられないか
  • 回数:前の配信から何日たったか。今週すでに何通か届いていないか
今日あいさつメッセージに届く内容と頻度を足す
今週来月の配信日を2日決め、配信予約する
来週一部の人向けの配信を1通だけ試す
1か月後ブロック数のメモを見返す
ブロックされにくい配信に変える1か月の進め方

スタッフが複数いるお店は、配信のルールを紙1枚にまとめる

スタッフが交代で配信しているお店では、人によって回数や時間がばらばらになりがちです。「全員への配信は月2回まで」「配信は昼の時間に予約して送る」「割引の配信のあとは、次はヒントの配信にする」のように、お店のルールを紙1枚にまとめて、配信の担当者が見られる場所に貼っておきましょう。誰が送っても同じ届き方になれば、お客さまにとっての「予想外」が減ります。

3か月後に見返すと、直した効果がわかる

直し方を始めたら、3か月後にブロック数のメモを見返してみてください。月ごとの割合が下がっていれば、直し方が合っているサインです。変わらなければ、5つのうちどれがまだ残っているかを確かめます。ブロックについての考え方は、LINEがブロックされる・反応がないお店へでもまとめています。今のLINEの使い方でどこを伸ばせるかは、無料のLINE活用度チェックでも確かめられます。

よくある質問

LINEのブロック数は、どこで確認できますか?

管理画面の「分析」の友だちの項目で、友だち追加とブロックの数を確認できます。ここに出るブロック数は、選んだ期間の中でブロックされた数で、その期間に友だち追加した人のブロック数ではありません。

ブロックした人が誰かは、わかりますか?

管理画面の分析では、ブロックの数や、友だち追加とブロックの経路は確認できますが、お店のほうから個人を特定して追いかけるものではありません。数の変化を見て、配信の回数や中身を見直すきっかけにしてください。

配信をやめれば、ブロックはされませんか?

配信を止めればブロックされるきっかけは減りますが、お客さまとのつながりもなくなってしまいます。何か月も間が空いたあとに届くと「どこのお店だっけ」と思われやすくなるので、回数を減らしてでも、役に立つ配信を続ける方がおすすめです。

ブロックを解除してもらう方法はありますか?

ブロックを解除するかどうかはお客さまが決めることで、お店から働きかける方法は限られています。解除してもらうことより、今の友だちにブロックされない配信を続けることに力を注いだ方が、結果として友だちは減りにくくなります。

友だちが増えると、ブロック数も増えるのは当たり前ですか?

友だちが増えれば、ブロックの数も増えやすくなります。そのため、数だけでなく「ブロック数÷友だちの数」で割合を出し、同じ期間どうしで比べると、配信の影響が見えやすくなります。

ブロックを減らすのに、セグメント配信は役に立ちますか?

役に立ちます。メニューや来店時期などで送る相手を絞ると、「自分には関係ない」配信が減るので、ブロックのきっかけを減らせます。通数も抑えられるので、無料のプランで運用しているお店にも向いています。

出典・参考(2026年9月26日時点)

  1. LINEヤフー for Business「LINE公式アカウントでできることは?機能と活用メリット」(ブロックを防ぐ配信頻度と内容)
  2. LINEヤフー for Business「分析 - 友だち」マニュアル(ブロック数・経路の見方)
  3. LINEヤフー for Business「【公式】LINE公式アカウントのあいさつメッセージ|作成のコツや例文集」
  4. LINEヤフー for Business「STEP4 メッセージを配信する」マニュアル(配信予約)
  5. LINEヤフー for Business「LINE公式アカウントの料金プラン」(1回の配信は最大3吹き出し)

記事の内容は2026年9月26日時点の情報です。最新の仕様・料金は各公式サイトでご確認ください。

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