予約リマインドのLINE例文|前日・当日・変更の3場面でそのまま使える文面
先に結論
LINEの予約リマインドは「予約直後の確認」「前日」「当日」「変更・キャンセルへの返信」の4場面で文面を用意しておくと、毎回迷わず送れます。 どの場面でも、入れるのは次の4つだけです。
- お客さまの名前と、日時
- メニューと所要時間
- 持ち物・場所など、その日に必要なこと
- 行けなくなったときの連絡方法(「返信するだけで大丈夫です」)
宣伝やクーポンは混ぜず、予約の情報だけを短く送るのがコツです。この記事の例文は、お店の名前・メニュー・言葉づかいを変えるだけで使えます。
「明日のご予約、なんて送ればいいんだろう」
前日の夕方、スマホを片手に文面を考えて、5分、10分とたってしまう。送ったあとで「持ち物を書き忘れた」と気づく。予約のリマインドは毎日のことなのに、毎回ゼロから書いていると、それだけで疲れてしまいます。
この記事は、そのまま使える予約リマインドの例文集です。予約を受けた直後、前日、当日、そして変更・キャンセルの連絡が来たときの返信まで、4つの場面の文面をそろえました。業種ごとの書き分けと、避けたい書き方もあわせて紹介します。気に入った文面をコピーして、お店の言葉に直して使ってください。
予約リマインドは、いつ送るのがちょうどいいのか?
基本は「予約を受けた直後」「前日の夕方」「当日の朝」の3回です。変更やキャンセルの連絡が来たら、その都度すぐ返します。宴会やコースなど準備の大きい予約だけ、3日前の確認を足すとちょうど良くなります。
- 日時・メニューの確認。「予約できた」という安心と、連絡の窓口を作る
- 宴会・コース・長時間の施術など、準備が大きい予約だけ。人数や内容を確認する
- いちばん大事な1通。日時・持ち物・変更の方法を伝える
- 1〜2行の短い一言。朝早い予約や、来店日まで間があいた予約に
- 変更・キャンセルへの返信。お礼と、次の候補日を送る
経済産業省が2018年に公表した無断キャンセルの対策レポートでも、SMSやメールを使って、来店の3日前・前日・当日の朝などに予約を再確認する方法が紹介されています。LINEでも考え方は同じです。
前日の夕方に送ると、翌日の予定と一緒に思い出してもらえる
前日の夕方は、多くの人が翌日の予定を確かめる時間です。仕事帰りのお客さまが多い美容室なら18時前後、日中に来るお客さまが多い整体院なら昼過ぎ。あなたのお店のお客さまが、スマホを見る時間に合わせるのがコツです。夜遅い時間の通知は、迷惑に感じられることがあるので避けましょう。
3日前の確認は、準備の大きい予約だけに絞ると手間も通数も増えない
すべての予約に3日前の確認を送ると、お客さまにとっても、お店にとっても負担が増えます。LINE公式アカウントの配信は「送った回数×送った人数」で通数が数えられるため、1日10件の予約に3回ずつ送れば、それだけで1日30通です。3日前の確認は、10名以上の宴会、コース料理、2時間を超える施術など、キャンセルされたときの痛手が大きい予約だけに絞りましょう。
予約を受けた直後は、どんな例文を送ればいいのか?
予約直後は「予約を受けたこと」「日時とメニュー」「変更したいときの連絡方法」の3つを送ります。このメッセージがトークに残るので、お客さまは日にちを見返せて、お店とのやり取りの窓口にもなります。
電話や店頭で次回の予約を受けたときも、LINEで同じ確認を送っておくと、聞き間違いや書き間違いに早く気づけます。「16時」と「6時」、「13日」と「30日」。電話の聞き違いは、来店日になってから気づくと取り返しがつきません。
予約直後の確認の例(ネイルサロン)
〇〇さま、ご予約ありがとうございます。
日時:10月18日(土)13:00〜
メニュー:ワンカラー+オフ(約90分)
ご予約の変更は、このトークに返信するだけで承ります。
当日お会いできるのを楽しみにしています。
電話で受けた予約も、LINEで確認すると聞き間違いを防げる
電話で予約を受けたあと、「念のため、LINEでもご予約の内容をお送りしますね」とひとこと添えて送ります。日時が文字で残るだけで、お客さまのカレンダーへの書き写しも正確になります。電話の最後に友だち追加をお願いするきっかけにもなります。
前日のリマインドは、業種ごとにどう書き分けるのか?
前日の例文は、日時・メニューは共通で、業種ごとに「その日に必要なこと」の一行を変えます。美容室なら所要時間、整体なら服装、飲食店なら人数と席、教室なら持ち物。この一行があると、ただの確認ではなく役に立つ連絡になります。
前日のリマインドの例(整体院)
〇〇さま、明日のご予約のお知らせです。
日時:10月14日(火)11:00〜
内容:整体コース(60分)
動きやすい服装でお越しください。着替えもご用意しています。
ご都合が悪くなったときは、このメッセージに返信してください。別の日時もご案内します。
業種ごとの「入れておきたい一行」
| 業種 | 入れておきたい一行の例 |
|---|---|
| 美容室 | 「カット+カラーで約2時間です。お時間に余裕をもってお越しください」 |
| ネイル・まつげ | 「当日はアイメイクをせずにお越しください」「ジェルのオフがある方はお知らせください」 |
| 整体・鍼灸 | 「動きやすい服装でお越しください」「初回は問診票の記入があるため、5分前にお越しください」 |
| 飲食店 | 「4名さま・個室でご用意しています。人数が変わる場合は前日までにお知らせください」 |
| レッスン・教室 | 「タオルとお水をお持ちください」「体験の方は、受付で名前をお伝えください」 |
飲食店の前日の例文は、人数を「変わったら教えて」の形にすると返信の負担が軽い
飲食店の前日のリマインドでは、人数の確認を「お返事ください」と強く求めるより、「人数が変わる場合はお知らせください」と書く方が、返信の負担が軽くなります。宴会やコースで仕込みが大きい予約だけは、3日前に人数を確かめる一通を別に送りましょう。
初めてのお客さまには、道順の一行で「迷って遅刻」を防ぐ
初めて来るお客さまの前日のリマインドには、場所の案内を一行足します。マンションの一室で営業しているサロンや、ビルの2階にある整体院は、入口がわかりにくく、迷っているうちに予約の時間を過ぎてしまうことがあります。
〇〇さま、明日10:00のご予約のお知らせです。当店は〇〇ビルの2階、1階のパン屋さんの横の階段から上がっていただけます。お車の方は、裏の提携駐車場をご利用ください。
この一行があるだけで、当日の「今どこですか」の電話も減らせます。2回目以降のお客さまには省いてかまいません。
当日のリマインドは、どこまで短くしていいのか?
当日の朝は、1〜2行で十分です。前日に日時もメニューも伝えているので、当日は「本日お待ちしています」と、遅れるときの連絡方法だけで足ります。長い文面を送ると、かえって前日の内容と見比べる手間を増やします。
当日の朝の一言の例(教室・レッスン)
〇〇さま、本日19:00のレッスンでお待ちしています。 遅れそうなときは、このトークで一言お知らせください。
当日の一言は「遅れるとき」の連絡先を残すためにある
当日のメッセージのいちばんの役目は、来店直前のトラブルに備えることです。電車が遅れた、道に迷った。そんなときに電話番号を探さず、トークに一言送ればいいとわかっていれば、連絡のないまま時間が過ぎることが減ります。お店側も、遅れる連絡があれば次の予約の段取りを組み直せます。
変更・キャンセルの連絡が来たら、どう返せばいいのか?
変更・キャンセルの連絡には、まず連絡へのお礼を返します。そのうえで、変更なら候補日を2〜3つ、キャンセルなら「またのご予約をお待ちしています」と次につながる一言を添えます。責める言葉は入れません。
前日の夜に「すみません、明日行けなくなりました」と連絡をくれたお客さまは、無断で来ないこともできたのに、きちんと知らせてくれた方です。ここでの返信が冷たいと、次からは連絡をくれなくなるかもしれません。
キャンセルの連絡への返信の例(美容室)
ご連絡ありがとうございます。明日10月12日(土)15:00のご予約をキャンセルいたしました。
もしよろしければ、別の日時もご案内できます。
10月15日(火)11:00
10月16日(水)18:00
10月19日(土)10:00
ご都合のよい日があれば、このまま返信してください。お大事になさってくださいね。
候補日を3つ送るだけで、キャンセルが「日にちの変更」に変わる
「またご予約ください」だけだと、お客さまは改めて空いている日を調べる手間がかかり、そのまま足が遠のくことがあります。具体的な日時を3つ並べておけば、返信は「15日でお願いします」の一言で済みます。失うはずだった予約を、別の日の予約として取り戻せる一通です。
変更が決まったら、新しい日時をもう一度書いて聞き違いを防ぐ
お客さまが「15日でお願いします」と返してくれたら、確定した日時とメニューをもう一度書いて返します。やり取りの途中で日にちが入れ替わると、お客さまが古い日時のほうを覚えていることがあるからです。
承知しました。10月15日(火)11:00、カット+カラー(約2時間)でご予約をお取りしました。前日にまたお知らせをお送りします。
最後の「前日にまたお知らせします」の一言で、お客さまは安心して日にちを忘れていられます。
リマインドの例文で、避けたい書き方は何か?
避けたいのは、宣伝を混ぜる、責める口調で書く、長くする、変更の方法を書かない、の4つです。リマインドは「お客さまの予定を守るための連絡」と考えると、入れるべきことと外すべきことが自然に決まります。
| 避けたい書き方 | なぜ避けるか | こう直す |
|---|---|---|
| クーポンや新メニューを添える | 広告に見えて、日時の情報が埋もれる | 宣伝は別の配信で送る |
| 「無断キャンセルは困ります」 | きちんと来る大多数のお客さまが嫌な気持ちになる | ルールは予約時に1回だけ伝える |
| 10行を超える長い文面 | 日時まで読まれずに閉じられる | 日時とメニューを最初の3行に |
| 変更の方法が書いていない | 行けなくなっても連絡の仕方がわからない | 「このトークに返信するだけで大丈夫です」 |
| 「お返事ください」の連発 | 返信が負担になり、既読のまま流される | 返信が必要なのは変更のときだけと書く |
宣伝を入れないことが、リマインドを読んでもらう近道
リマインドにクーポンを添えると、「お得な情報」と思って開いてくれるように思えます。けれど実際には、日時の確認という大事な情報が宣伝にまぎれてしまいます。リマインドは予約の話だけと決めておくと、お客さまも「お店からのLINE=予約の大事な連絡」と覚えてくれます。
無断キャンセルが続いた方には、次の予約のときだけ一文を足す
無断キャンセルが2回続いた方がいても、リマインドの文面を全員向けにきびしくする必要はありません。その方の次の予約のときだけ、確認の一文を足します。
〇〇さま、ご予約ありがとうございます。お手数ですが、前日のお知らせにお返事をいただけると助かります。お返事がない場合は、当日の朝にお電話でご確認させてください。
責める言葉は使わず、「確認のお願い」として伝えるのがポイントです。ほかの常連さんへの文面は、今までどおりのやわらかさを保てます。
例文をお店の言葉に直すときは、どこを変えればいいのか?
変えるのは、呼び方、メニュー名と所要時間、その日に必要な一行、結びのあいさつの4か所です。ふだん店頭で使っている言葉に寄せると、自動で送る文面でも「あのお店からだ」と感じてもらえます。
同じ「明日のご予約のお知らせです」でも、スタッフとの距離が近い美容室と、落ち着いた雰囲気の整体院とでは、合う言葉づかいが違います。例文は骨組みとして使い、肉づけはあなたのお店の言葉で行いましょう。
直すときの4つのチェックポイント
- 呼び方:「〇〇さま」「〇〇さん」のどちらを店頭で使っているか
- メニュー名と所要時間:お客さまが予約したときの名前のまま書く
- その日に必要な一行:服装、持ち物、駐車場、アイメイクなど
- 結びのあいさつ:「お待ちしております」「お会いできるのを楽しみにしています」など、お店の雰囲気に合うもの
手で送るのが大変になったら、自動にする
最初は、トークから手で送ってもかまいません。LINEヤフーの料金プランの案内では、LINEチャットの送受信は通数に含まれないとされています。予約が増えて毎日の送信が負担になってきたら、予約の仕組みとつないで自動で送る方法を考える時期です。前日・当日のお知らせを自動で送る流れは、自動リマインドの機能のページで、変更・キャンセルをLINEで受ける流れは変更・キャンセルの機能のページで紹介しています。
文面が決まれば、リマインドは毎日5分の作業になります。今日の夕方、明日のご予約の方に、この記事の例文を1つ送ってみてください。
よくある質問
予約リマインドの例文は、そのままコピーして使ってもいいですか?
はい、使ってかまいません。ただ、お店の名前・メニュー名・所要時間・持ち物はお店に合わせて変えてください。ふだんお客さまと話している言葉づかいに近づけると、機械的なお知らせではなく「お店からの連絡」として読んでもらえます。
前日と当日、両方送るとしつこくありませんか?
当日の朝は1〜2行の短い一言にすれば、しつこい印象にはなりにくいです。来店日まで間があく予約や、朝早い時間の予約だけ当日も送る、というように使い分けてもかまいません。
名前を入れると、何が変わりますか?
一斉のお知らせではなく、自分あての連絡だとわかるので、最後まで読まれやすくなります。予約の仕組みとつないで自動で送る場合も、名前が差し込まれるようにしておくのがおすすめです。
キャンセルの連絡が来たとき、キャンセル料のことも書くべきですか?
キャンセル料を決めているお店は、予約の時点で伝えておくのが基本です。連絡をくれた方への返信では、まず連絡へのお礼を伝え、キャンセル料の案内はルールに当てはまる場合だけ、事務的に短く添えましょう。
リマインドに「!」や絵文字を使ってもいいですか?
お店の雰囲気に合うなら少しなら問題ありませんが、予約の日時や持ち物がまぎれて読みにくくなります。日時・メニューの行には飾りをつけず、最後のあいさつだけやわらかくするのがバランスの良い書き方です。
LINEでつながっていないお客さまには、どうすればいいですか?
電話やSMSで同じ内容を伝えつつ、ご来店のときに「次回からLINEでお知らせを送れます」と友だち追加をお願いしましょう。予約の確認がLINEに届く便利さを伝えると、追加してもらいやすくなります。
出典・参考(2026年9月26日時点)
- サービス産業の高付加価値化に向けた外部環境整備等に関する有識者勉強会「No show(飲食店における無断キャンセル)対策レポート」2018年11月1日(本文PDF・愛知県飲食生活衛生同業組合の掲載)
- 経済産業省「No show(飲食店における無断キャンセル)対策レポートが発表!」2018年11月1日(国立国会図書館インターネット資料収集保存事業による保存ページ)
- LINEヤフー for Business「LINE公式アカウントの料金プラン」(通数の数え方・通数に含まれないメッセージ)
記事の内容は2026年9月26日時点の情報です。最新の仕様・料金は各公式サイトでご確認ください。